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トレーラーのエアーホース接続と連結手順を解説

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トレーラーを安全に動かすうえで欠かせない作業が、エアーホースの接続と連結・切り離しの手順です。「ホースの接続順はどっちが先?」「台切りの順番がわからない」といった疑問を持つ新人ドライバーも多いものです。愛知県あま市を拠点に鋼材輸送・海上コンテナ輸送を手がける株式会社K TEAMが、実務で役立つ連結手順とエアーホース接続のやり方を詳しく解説します。弊社の鋼材輸送の仕事内容もあわせてご覧ください。

執筆者プロフィール

株式会社K TEAM

愛知県あま市に拠点を構える一般貨物運送会社。鋼材輸送・海上コンテナ輸送を専門とし、トラクタヘッド8台・トレーラー平ボディ6台を保有。大型自動車第一種運転免許・牽引自動車第一種運転免許・玉掛け技能講習修了のドライバーが在籍し、愛知県あま市・弥富市を拠点に東海エリア・全国への安全な輸送を手がけています。

セミトレーラーの連結とは?基本をおさらい

セミトレーラーとは、トラクタヘッド(牽引車)とトレーラー(荷台)を切り離し・連結できる構造の大型車両です。連結部には「カプラー」と呼ばれる金属製の連結器があり、トレーラー側の「キングピン」がここに噛み合うことで固定されます。さらに、ブレーキを作動させるためのエアーホース2本と電気ケーブルを正しく接続することで、はじめて走行できる状態になります。連結・接続を正確に行うことが、鋼材輸送をはじめとする安全な輸送作業の大前提です。なお、トレーラーの運転には牽引自動車第一種運転免許が必要です。実際の連結作業の様子はこちらのブログ記事(動画あり)でご確認いただけます。

連結前に確認するポイント(カプラー・キングピン)

連結作業を始める前に、車両の状態を必ず目視で確認します。

カプラーの状態確認

カプラー(トラクタ側の連結器)が正常に開いているか、汚れや異物が付着していないかを確認します。カプラーへのグリス塗布が不足している場合はキングピンの摩耗が早まるため、定期的なグリスアップも重要なメンテナンスポイントです。

キングピンの確認

トレーラー側のキングピンに変形・過度な摩耗・亀裂がないかを目視で確認します。損傷があるまま連結すると走行中に外れるリスクがあります。異常が疑われる場合は使用を中止し、整備担当者に報告してください。

エアーホース(赤・黄)の正しいつなぎ方

エアーホースはサプライラインとコントロールラインの2本があり、それぞれ役割が異なります。日本国内ではJIS規格に基づき赤(サプライ)・黄(コントロール)が標準色ですが、車両やメーカーによって異なる場合があります。ソケット形状が異なるため物理的な差し間違いは起きにくい構造になっています。

名称
標準色(JIS)
主な役割
サプライライン
トレーラー側へ常時エアを供給。切断時に自動で緊急ブレーキが作動
コントロールライン
フットブレーキ操作時のブレーキ制御信号を送る
保護キャップ
未接続時に装着してコネクタを保護する

「参照:日本自動車車体工業会 トレーラサービスマニュアル」

接続手順は、①ホース先端のキャップを外す、②カプラー部分をソケットに差し込み、カチッと音がするまでしっかりはめ込む、③軽く引いて外れないかを確認する、の3ステップです。接続は黄(コントロールライン)→赤(サプライライン)の順が基本で、切り離す際はこの逆、赤→黄の順で行います。

電気ケーブルの接続と灯火確認

エアーホースの接続が完了したら、電気ケーブルを接続します。電気ケーブルはブレーキランプ・方向指示器・ポジションランプなど、トレーラーの灯火類を作動させるために必要です。接続後は必ず車両から降り、トレーラー後部のテールランプ・ブレーキランプ・ウィンカーが正常に点灯・点滅するかを目視で確認してください。灯火の不点灯は整備不良として取り締まりの対象になるだけでなく、後続車への重大な危険につながります。

連結完了の最終確認チェック

すべての接続が完了したら、発車前に以下の5項目を必ず確認してください。

CHECK 1|カプラーロックの確認

カプラーのロックレバーが完全にロック位置に入っているかを確認します。ロック不完全のまま走行すると連結外れの原因になります。

CHECK 2|ホースのねじれ・弛みの確認

エアーホース・電気ケーブルが走行中にタイヤや車体に巻き込まれない位置にあるかを確認します。

CHECK 3|灯火類の点灯確認

テールランプ・ブレーキランプ・ウィンカーが正常に作動しているかを車両後部で目視確認します。

CHECK 4|セーフティチェーン・ランディングギア

セーフティチェーンが正しく装着されているか、ランディングギア(支持脚)が完全に格納されているかを確認します。

CHECK 5|車体下部の目視点検

輪留めが外されているか、車体下部に障害物や異物がないかを確認したうえで発車します。

切り離し(台切り)の正しい手順

台切りとは、トラクタヘッドとトレーラーを切り離す作業のことです。実際の台切り作業の様子はこちらのブログ記事(動画あり)もあわせてご覧ください。

 

台切りの手順は、①トラクタの駐車ブレーキをかけてエンジンを停止し、トレーラー側にも駐車ブレーキをかけたうえで輪留めをセットする、②脚巻きのハンドルを回して補助脚(ランディングギア)を接地させる、③エアーホース(ジャンパホース)を取り外してカップリングにキャップを装着する、④電装ケーブル(ジャンパケーブル)を取り外す、⑤カプラのロックワイヤを引いてカプラジョーを解放状態にする、⑥トラクタの輪留めを外し周囲の安全を確認しながらゆっくり前進させてキングピンとカプラを切り離す、の6ステップです。

よくある接続ミスと注意点

注意点と書かれたブロックが置かれたデスク

新人ドライバーが陥りやすいミスと、その対処法を紹介します。まず「ホースの差し込み不足」は最も多いミスのひとつで、カチッという手応えと音がするまで確実に押し込むことが重要です。次に「ホースの差し間違い」は、ソケット形状が異なるため物理的には刺さりませんが、念のためサプライライン・コントロールラインの区別を確認する習慣をつけましょう。また「電気ケーブルの接続忘れ」は、発車前の灯火確認を徹底することで防ぐことができます。

発車前の習慣が安全を守る

連結・接続が完了した後は、必ず車両を降りてトレーラー全体を一周する目視点検を習慣にしてください。ホースのねじれ・灯火の不点灯・輪留めの外し忘れなど、致命的なミスを発車前に発見することができます。

まとめ

トレーラーのエアーホース接続と連結・台切りの手順は、正しい知識と確認習慣が安全輸送の基本です。接続の順番・カプラーのロック確認・発車前の灯火チェックを毎回丁寧に行うことで、走行中のトラブルを未然に防ぐことができます。愛知県あま市・弥富市を拠点に、鋼材輸送・海上コンテナ輸送を手がける株式会社K TEAMでは、経験豊富なドライバーが安全を最優先に輸送に取り組んでいます。弊社の取り組みや保有車両は輸送実績・車両紹介ページからご確認いただけます。

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