ブログ

BLOG

トレーラーのシャーシとは?構造・役割と輸送現場での使われ方

サムネイル

「シャーシ」という言葉を調べている方は、「トレーラーのどの部分を指すのか」「トラクタヘッドとは何が違うのか」「海上コンテナ輸送ではどんな役割を果たしているのか」といった疑問をお持ちではないでしょうか。運送の現場では当たり前に使われる言葉ですが、業界未経験の方にはイメージしにくい用語のひとつです。

本記事では、トレーラーのシャーシの基本的な役割と構造、トラクタヘッドとの関係、輸送現場での取り扱いについて、実務目線でわかりやすく解説します。

愛知県あま市に本社を置く株式会社K TEAMは、鋼材輸送と海上コンテナ輸送を手がける一般貨物運送会社です。専用のトラクタヘッドと海上コンテナトレーラーを保有し、日々の業務でシャーシの連結・切り離しを行っています。当社が公開している車両情報や現場での取り組みも交えながらご紹介します。

シャーシとは?コンテナ輸送における基本的な役割

シャーシとは、トレーラーの荷台にあたる部分を指す言葉です。エンジンを持たず、トラクタヘッドに牽引されて走行し、海上コンテナ輸送ではコンテナを載せて運ぶ台の役割を担います。

トラクタヘッドとシャーシの違い

※写真はクリックすると拡大してご確認いただけます。

トラクタヘッド
東急TF36H2C3型セミトレーラー

トレーラーは、運転席部分の「ヘッド」と荷台部分の「シャーシ」が分かれた構造の車両です。ヘッドはトラクタヘッドやトレーラーヘッドと呼ばれ、ヘッド側の「カプラー」とシャーシ側の「ピン」を繋ぐことで連結して走行します。

項目
トラクタヘッド(ヘッド)
シャーシ
部位
運転席部分
荷台部分
エンジン
搭載している
搭載していない(牽引されて走行)
連結部品
カプラー
ピン
役割
シャーシを牽引する
荷物やコンテナを載せる

「参照:K TEAM トレーラーの切り離し(台切り)」

海上コンテナ輸送でのシャーシの役割

海上コンテナは、国際海上貨物用コンテナというISO規格によって標準化されています。規格が国際的に統一されていることで、効率的な運送が可能になっています。シャーシは、このコンテナを載せて港や工場・保管庫へ陸送するための土台です。

また、運ぶ物の種類・大きさ・重さによって使用するシャーシの種類が変わるため、荷物に合わせて使い分けることも大切です。

シャーシの構造|フレーム・車輪・連結部分の仕組み

※写真はクリックすると拡大してご確認いただけます。

海上コンテナ輸送用シャーシ
シャーシ連結部のエアホース・電源ケーブル

シャーシは、荷物を支えるフレーム、走行を支える車輪、ヘッドと繋がる連結部分で構成されています。ここでは、それぞれの仕組みを順番に見ていきます。

フレームと車輪

フレームはシャーシの骨格にあたる部分で、載せた荷物の重さを受け止めます。その下には車軸とタイヤが備わり、車軸の数は「軸」という単位で表されます。当社が保有する20フィートの海上コンテナトレーラーは2軸です。

連結部分(ピン・脚・エアホース)

シャーシの前方には「ピン」があり、ヘッドの「カプラー」と噛み合わせることで連結します。ヘッドとシャーシの間は、ブレーキ用のエアホースと、ブレーキランプやウインカーへ電気を送る電源ケーブルで接続します。

また、シャーシを支える「脚」は、切り離したシャーシを地面で支える役割を持ち、「脚巻き」と呼ばれるハンドルで上げ下げします。

トラクタヘッドとシャーシの連結・切り離しの流れ

シャーシの大きな特長は、ヘッドと切り離して単体で置いておける点です。この仕組みを活かして、海上コンテナ輸送では次のような流れで荷物を運びます。

工場・保管庫からトラクタヘッドで陸送し、ヘッドと海コントレーラーを切り離して船積みを行います。海上輸送と荷揚げを経たあとは、再び接続して自社と協力会社で目的地まで陸送します。運ぶ物によってシャーシが変わるため、当社では連結と切り離し(台切り)を頻繁に行っています。

本記事ではシャーシそのものの解説に絞っています。連結・切り離しの具体的な作業手順は、動画付きで解説した次の記事をご覧ください。

連結・切り離しの具体的な手順についてはこちらの記事もご覧ください。
▼ 【動画付き】トレーラーの連結方法をご紹介します
▼ 【動画付き】トレーラーの切り離し(台切り)をご紹介します

K TEAMが保有するシャーシ・トラクタヘッドの紹介

当社は、海上コンテナ輸送に使う専用のトラクタヘッドとトレーラーを保有しています。公開している保有台数と車両情報をご紹介します。

海上コンテナ輸送用の保有台数

当社の海上コンテナ輸送ページでは、保有車両として次の台数を公開しています。

海上コンテナ輸送の保有車両

トラクタヘッド:8台

トレーラー海コン(20ft・2軸):2台

専用のトラクタヘッドと海上コンテナトレーラーを保有することで、お客様のニーズに対応しています。

車両紹介ページで公開している車両の一例

当社の車両紹介ページでは、セミトレーラーの規格情報を公開しています。一例として、2車種の寸法と重量は次のとおりです。

項目
ユソーキ YFV3051セミトレーラ
トレクスPFB34117改セミトレーラー
長さ
8,140mm
13,340mm
幅
2,490mm
2,490mm
高さ
2,050mm
2,265mm
最大積載量
25,750kg
27,800kg
車両総重量
32,520kg
35,990kg

「参照:K TEAM ユソーキ YFV3051セミトレーラ」 「参照:K TEAM トレクスPFB34117改セミトレーラー」

このほかにも、東急TF36H2C3型セミトレーラー、東急TF36G5C3S型セミトレーラー、エアサストレーラー、海上コンテナ40フィート輸送用シャーシなどを車両紹介で掲載しています。

現場での取り扱い・日常点検のポイント

シャーシは荷物を載せて公道を走るため、連結後の確認と日常点検が欠かせません。当社が実際に行っている確認ポイントをご紹介します。

連結後に確認するポイント

連結作業の最後に、シャーシを一周しながら次の点を確認します。

確認箇所
確認内容
脚
脚が上がっているか
カプラーとピン
しっかり噛み合っているか
エアホース・電源ケーブル
しっかり繋がっているか

「参照:K TEAM トレーラーの連結方法」

安全最優先で取り組む姿勢

当社は「安全最優先」「日常点検を実施する」を徹底し、高い安全意識を保ちながら業務を行っています。切り離しの際も、駐車ブレーキがかかっていることを必ず確認してから作業に入ります。こうした確認の積み重ねが、安全な輸送につながります。

シャーシの基礎知識と海上コンテナ輸送のご相談

シャーシは、コンテナや荷物を載せるトレーラーの荷台にあたる部分で、フレーム・車輪・連結部分によって構成されています。ヘッドと切り離して使える仕組みが、海上コンテナ輸送の流れを支えています。

愛知県あま市の株式会社K TEAMでは、海上コンテナ輸送のご相談をお受けしています。海上コンテナ輸送の仕事にご興味をお持ちの方は、採用情報もあわせてご覧ください。

執筆者株式会社K TEAM Web担当
プロフィール愛知県あま市を拠点に鋼材輸送・海上コンテナ輸送を手がける株式会社K TEAMのホームページ運営・情報発信を担当しています。保有車両や現場での取り組みをもとに、運送の基礎知識をわかりやすくお伝えしています。
────────────────────────
株式会社K TEAMは愛知県あま市・弥富市の運送業者です|ドライバー求人中
株式会社K TEAM
〒497-0001 愛知県あま市七宝町沖之島五反田1
TEL:052-888-0010
FAX:052-888-0030
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

 
 
────────────────────────

関連記事一覧